内面
そのニンジンは 美味そうだね だけど違うよ 求めて無いよそのニンジンの 喜びなんて サッと消えるよ 満たされ無いよ心の芯で 求めるものを 見つめてみよう 追いかけようよ誰の中にも光があるよ 大切な核を宿しているよ
穏やかな 木漏れ日の下で 鮮やかな 音色とともに 清らかな 色彩を浴び この身をただ…融かしたいこの星の大きな美とともに 美しく生きて行きたい耳を裂く 騒音に打たれ 鼻をつく 煙に覆われ 目の眩む 光に蝕まれ この身がただ…冷えて行く美しさが消されてゆく…
シャイな笑顔の、やさしい彼が 絶望の果てに…こんなの辛いよ…溢れんばかりの、才能にめぐまれ 努力をつづける…スーパーマンに見えてもやさしい人には、断れぬ人には 必要なことがある…知っていてほしい自分のままで、優しい風合いで 静かなところで、ゆーる…
心の底に潜る 暗く深すぎる場所へ 神経が再生され 魂は復活する狂った地上に戻る 命破壊する場所へ 人工物に乱され 耳障りにぶち当たる五感のすべてと六感までもが 針でチクチクと刺されたみたいに どんどん呼吸が短くなるから深く 深く もっと 深く孤独に沈…
ズキズキと疼く 昔の傷跡が うずくまる君と よく似た痛みであきらめて過ごす 痛すぎて挫ける 心を空に飛ばす 痛みを雲に渡す優しく無くていい 普通で居たかった そう思ってたけど 今は僕が良いあの頃の傷が 時々疼くけど それでも今の僕を つくった物語あの…
雲を眺めても 過去を見つめても チクタクチクタク 時は流れる穏やかな今も もがいてた過去も チクタクチクタク 時は流れる数分 数日 数年と止まることなく時は流れて 気づけば私はここにいる流れゆく時に戸惑いながら 時の終わりを感じてる人生の意味を探し…
ココロやカラダの障害や マイノリティに貼りがちなラベルはあなたの核じゃない もちろんあなた自身じゃない違って見える人々を 区別するためのレッテルなんだその素晴らしい感性は そんなラベルには納まらないんだ喜び、哀しみ、燃える情動 それがあなたの核…
やはり私は多数にまみれた 俗人なのかも知れませんあまりに弱く 時には狡く 俗な感情に流されて優しい言葉を口にしながらも 醜い顔も宿しています認めたくはない側面ですが 見つめなくてはなりません罪なき誰かを傷つけないよう 向き合わなくてはなりません…
この世の隅に こぼれた命を 見えない振りをして 普通と暮らしてもこの痛みは消えはしないたとえ自身の たぎる炎で 自らを焼き尽くし 滅びたとしても情動は止められない笑われても どん引かれても 悪目立ちしても 深いコアで奮える魂だから
「やりたくないよ~いやだよ~」 かわいそうなワタシちゃん誰かさんばかり気にかけちゃって 知らんぷりされて傷ついて泣いて、溶けて、ちっちゃくなって 無くなりそうになっちゃった「消えたくないよ~悲しいよ~」やっと届いたささやきが・・・「ごめんなさ…
花の命は短いですって? ちょっと言わせていただきますわ綺麗と言われる花など飾りよ 見えない部分がわたくしですわあら あ~たってお馬鹿さん儚く散るとかどうでもよくてよ タフでビッグに変貌しますわあら びびっちゃって腰抜けさん見た目と違って、ごめん…
可愛いらしいとか清純そうとか愛されたいとか どうでもいいからわたしは着たい服を着る格好がいいとか力強いとかギラつきたいとか どうでもいいからぼくは着たい服を着る彼らが薦めるファッション雑誌は コスプレみたいで落ち着かないから自分で選んだ服を着…
人と違うから辛いんだって? ずいぶん君は人間らしいね 人と違うから人間じゃない? ずいぶん自分を知らないね人知を超えた美を前に 心奪われ涙して 鳴り響き渡る旋律に 心震わせ立ち竦むその魂の深さこそ 人間らしい証拠だよ濁った場所でも平気な人は 心の…
この騒がしい世から わたしを閉じるこの悪満ちる世から わたしを閉ざすあの静寂の森が わたしを開くあの温かい君が わたしを開く